理事長挨拶

日本のため、世界のため、
そして患者さんのために
挑戦を続けたい

郁栄会の30年の歴史は、常に挑戦の連続です。
「自分たちに何ができるのか」
常に自問自答を繰り返してきました。
訪問歯科診療をシステム化し、より多くの患者さんに提供できるように取り組むにつれ、組織の規模は大きくなりましたが、自分のなかでは「まだまだこれから」という思いです。
歯科を軸足として、医療や介護と連携をした「歯科・医科・介護のワンストップサービス」の提供を強固なものとして全国に広めていきたいと考えていますし、インプラント治療や歯科技工などを武器に医療や介護のグローバル展開にも本腰を入れていきたい。
その気持ちの原点にあり、郁栄会を支えてくれているのは、患者さんからいただく感謝のお言葉です。私は一時期郁栄会の理事長職を離れ、株式会社の社長として医療・介護の世界に携わることを選びました。それぞれの立場で様々な経験をしてきましたが、試行錯誤の中で目指すことを叶えるにはどうすればいいかと考えたとき、やはり自分の本(もと)を忘れてはいけないと、再び郁栄会の理事長として戻ってまいりました。
同時に郁栄会と横のつながりを持つ他の医療法人や株式会社と連携をして、哲学や理念を共有する「DSヘルスケアグループ」という組織の代表・CEOにも就任し、医療・介護を包括的に提供できるグループとして拡充していきたいと思っています。
自分の医療人としての本質と改めて向き合い、一人ひとりの患者さんの幸せの実現から、その先に繋がっている世界まで、日本のため、世界のためになることを成し遂げたいと思っています。